2013年12月21日土曜日

家族で弾丸ヨーロッパ旅行1

10月下旬に10日くらい休みが取れたので、妻と生後6ヶ月ちょいの娘とヨーロッパ弾丸ツアーに行ってきました。

旅程は
10月25日(金):ノルウェーからアムステルダム経由でパリへ(KLM)
26日(土):パリ→モンサンミッシェルへ(TGV、バス)
27日(日):モンサンミッシェル→パリ(TGV、バス)
28日(月):パリ観光
29日(火):パリ→ブリュッセル(THALYS)→ブルージュ観光(ベルギー国鉄)→ブリュッセル泊
30日(水):ブリュッセル→リエージュ観光(ベルギー国鉄)→ブリュッセル泊
31日(木):ブリュッセル観光→アムステルダム泊(THALYS)
11月1日(金):アムステルダムから直行便でノルウェーへ(KLM)


うちの娘は完全母乳なので、ミルク関連の持ち物は特に持たず、
紙おむつと着替えをしっかりもって、出発。
そして、今回のたびではベビーカーは持たず、すべて抱っこ紐を使うことにしました。

朝6時発の飛行機だったので家を3時過ぎに出発。自宅至近のバス停からシャトルバスへ乗り空港へ。
普段はタクシーで空港まで行くんですが、お金がもったいないのと、子供がいるとチャイルドシートつきのタクシーを頼まなくてはいけなくて、それが面倒だったので、初めてバスを使いました。
乗ってみた感想は快適で安くて最高。朝なので交通渋滞もないし、30分くらいで空港へ着きました。
しかも無料でWi-Fiにつなげます。
値段は往復で一人150NOK=約2500円、妻と二人で5000円
タクシーだと片道600NOK=約1万円、往復で2万円
浮いたお金でかなりいいもの食べれますよね!
(空港での朝ごはんは、妻に握ってもらったおにぎりをもっていって食べました。ノルウェーだと空港のご飯は一人2000円位しちゃうので。。。)

飛行機は直行便がなかったのでアムステルダム経由に。子供がいなかったときだと乗り継ぎをできるだけ短くして、現地滞在時間を増やしたいなとか考えてたのですが、
子供ができてノルウェーから日本に帰ったときに、乗り継ぎ時間がある程度確保されていないとだめだということを学んだので、今回もしっかり2時間の乗り継ぎ時間を確保しました。

娘は基本抱っこされていればおとなしいのと、離着陸時に耳抜きがうまくできなくて泣くとかそんなこともなくて(泣いたときはおっぱいあげますが)、1時間強のフライト中もとくに困ったことにはなりませんでした。
先輩パパママには、このくらいの月齢のときに旅行いけるなら行ったほうがいいと言われた理由がなんとなく分かった気がします。子供がもっと大きくなって動けるようになると、飛行機は退屈で仕方ないと思うし、声もどんどん大きくなって、親が気にかけることが増えていく気がします。

ただ、気圧の関係なのかなんなのか分からないのですが、娘は離陸するとほとんどの確率でう●ちをします。こればかりは生理現象で仕方ないので、シートベルト着用サインが消えたら、妻が即トイレに行って交換します。(やはり母は強しですね。こういうときも手際よく必要な持ち物を持ってチャッとオムツを交換して戻ってくる。俺にはこんな芸当で来ません。。。)

そうこうしてるうちに、あっという間にパリに到着。
パリ、シャルルドゴール空港はなんか建物が芸術的な感じだけど、あまり機能的ではない印象。
ターミナル間の接続とかが分かりにくい感じがしました。

空港からパリ市内へはバスで移動。(電車でもいいかなと思ったけど、途中の駅が治安があまりよろしくないみたいなので、バスは直通で途中乗車がないので安心かと思い決定)
お世話になったバスはRoissy Bus
http://www.aeroportsdeparis.fr/ADP/en-GB/Passagers/Access-maps-car-parks/Paris-CDG/Access/public-transport/paris-cdg-roissybus.htm
運賃は一人10ユーロで、昼間は15分おきにパリの中心オペラ行きのバスが出てます。(2013年10月現在)
(バス停では15分以上待ちましたが、ご愛嬌ですね。)
所要時間は1時間弱で、俺らが乗ったバスの運転手さんはそれとなーく英語をしゃべれます。
チケットはバスの中で購入します。とはいっても、行き先はオペラのみで、10ユーロなのでフランス語が離せなくてもまったく問題なかったです。
スーツケースを置く場所もたくさんあったので、日本から大きいスーツケースで来た場合も大丈夫だと思います。

バスの中では「え?これがパリ?」と思うようなあまり華やかじゃないところも通っていきますが、
オペラに近づくにつれて、どんどん車も人も増えていって、テンションがあがります。


オペラ前に放り出されたわれわれ家族は、チェックインするためホテルに向かおうとするも
娘授乳時間迫る、自分達空腹ということで地下鉄駅のなかにあったPaulというカフェに入りました。
ディスプレイされてるパン、デザートがものすごくおいしそうで、早速クロワッサンを注文。美味!
パリパリ、ザクッとした食感がいい。バターたっぷりのデブ食。でもうまい!


オペラ前

クロワッサン
ホテルはフランス国鉄パリ北駅(Gare du Nord)から徒歩5分くらいのところにとりました。ブリュッセル行きの高速鉄道THALYSに効率よく乗車するため、この地域を選びました。子供がいて夜中まで出歩くことはないですが、治安は問題なさそうです。それよりなにより、パリのホテルは非常に高いです。今回の旅で一番古くて狭くて、一番高かった気がします。うちが今回泊まったホテルは、ダブルベッド1つでシャワー付きの何もない部屋で100ユーロ/泊でした。

荷物をおいたら、早速お買い物へ出かけます。今回のメインは自然派食品化粧品のお店と、子供服でした。
行ったお店を覚えてる限りさっとあげてみると
●Naturalia
http://www.naturalia.fr/entreprise/nos_magasins.asp
名前の通り自然派のいろんなものが売られてます。食品、化粧品、ジュース。
ここでは、石鹸とか天然の木でできた櫛を買いました。

●Monoprix
http://www.monoprix.fr/
ここは大き目のちょっとおしゃれなスーパーといった感じで、服、食品、化粧品など幅広い商品がリーズナブルに売られています。

●Okaidi
http://www.okaidi.com/
かなりお勧めの子供服屋です。リーズナブルでいろんな種類の子供服が売られています。
俺は、子供あやしに疲れたので子供用プレイルームでずっと座ってました。。。
店員さんのなかには英語が話せる人がいて、割引のこととか、プレゼントの包装とか親身になって相談に乗ってくれました。

●Pierre Herme
http://www.pierreherme.com/
何気なくオペラ前の通りを歩いていると、めちゃくちゃうまそうなマカロンやさんがありました。
5種類くらい買って、一気に食べました。ザクッ、モチッとした食感で、中のクリームが濃厚でした。でもすごく甘いわけじゃなかったので、パクパク妻を分け合って一気に食べました。ビターチョコレートのマカロンが絶品でした。見た目はバラが入ったやつ(だったかな?)がきれいでした。
店員の方に、こっちの黒いマカロンとあっちの黒いマカロンは同じなんですか?って聞いたら、違います、「これが●●チョコをつかったもので、あれは■■チョコをつかったもの、そして奥のが△△チョコと××のマカロン…」と説明されたが、それらのチョコの特徴がわからんから味の違いがわかりませんでした。でもとにかくおいしかったです。
見た目も美しいマカロンたち


●Lafayette
http://www.galerieslafayette.com/
子供がいるからレストランにいくのも大変なので、百貨店でおいしい何かを買って、ホテルで食べようということに。食料品フロアにはものすごい量の食材が!特にハムとかチーズはとんでもない種類があって、圧倒されました。
最終的には、サンドイッチとカヌレを買って帰りました。

Lafayette ものすごく大きくてゴージャスな百貨店


初日からかなり飛ばして色々やった気がします。
パリにしっかり滞在したのは初めてだったけど、第一印象は思っていたよりみんな親切。
意外に英語が通じるし、英語で色々聞いても嫌な顔されませんでした。
そしてパリは人種のるつぼでした。世界中のいろんな国からいろんな人たちが集まっているようで、公立の学校で出身国が10カ国以上になることもあるんだとか。長期でパリに滞在すると、移民のこととか、文化の違いとかで困ることもあると思うけど、
旅行で来て見ると、すごく刺激的で楽しい街だと思いました。